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Sivananda

シヴァナンダ ヨーガ
5つの至極の教え

癒しのヨガ
シヴァナンダ ヨガの5つのポイント

・適切な運動(アーサナ)

・適切な呼吸(プラナヤーマ)

・適切なリラクゼーション(シャバアーサナ)

・適切な食事(菜食)

・前向きな思考と瞑想

スワミ・シヴァナンダの弟子、スワミ・ヴィシュヌ・デヴァナンダは、シバナンダ ヨガの教えを5つのポイントにまとめました。

シヴァナンダ ヨガでは単に身体を動かすアーサナ(ヨガのポーズ)を通して心身に影響を及ぼすことだけを重視するのでなく、呼吸法と瞑想法を同じ次元で統合することで「心身の発展と安寧」を目指しています。

そして肉体は菜食を主とした毎日の適切な食事を通してのみ健康が維持できるとし、ポジティブな考えをすることが「心身の発展と安寧」を支えるとしています。

この5つの実践を続けることで「心身の発展と安寧」が実現できることから、シヴァナンダ ヨガは「癒しのヨガ」とも言われています。

慈しみの人

スワミ・シヴァナンダ

すべての存在の中に神を見いだし、全の存在へ奉仕し、全てを愛する。

スワミ・シヴァナンダ師(1887-1963)は、西洋医学の医師として人生をスタートし、奉仕活動などに従事した後にインド北部のリシケシで出家し、瞑想によって自らの精神性の修行と探求をしていました。

そして医師の経験を活かして小さな診療所をつくり病に苦しむ人々に奉仕し、様々な場所で聖歌を歌い、人々へ「ハタヨーガ(アーサナ・エクササイズ)」「プラナーヤマ(呼吸法)」「クリヤ(浄化法)」そして「瞑想」など「心身の発展と安寧」を実現する方法を説いていきました。

その後、徐々にスワミ・シヴァナンダ師の教えは浸透し、教えを乞う人々が集い、アシュラム(精神的な修行をする場)が形成されて行き、1932年にシヴァナンダ・アシュラムが設立されました。

スワミ・シヴァナンダ師は近代インドの偉大なヨガ指導者の一人であると同時に、医師として、僧として、悟りを開いた人として「全ての人に奉仕し」、「全ての人を愛し」、「全ての人と親しみ」、「全ての生きものを愛する」ことを教え、そして実践しました。

スワミ・シヴァナンダ師は人々の健康や安寧を願い、人類に貢献し、奉仕するために次のメッセージを残しています。

「奉仕しなさい、愛しなさい、与えなさい、浄めなさい、瞑想しなさい、悟りなさい」

レッスン

シバナンダ ヨガのスタイル

シヴァナンダ ヨガではマントラと2つの呼吸法(プラーナヤーマ)、太陽礼拝(スリヤ・ナマスカーラ)、そして12の基本アーサナ(ヨガのポーズ)、最後のマントラで構成され、その他、参加される人のレベルに応じて他のポーズが組み込まれます。

まず、シバナンダ ヨガではマントラを唱えることから始まります。

マントラはよく「真言」と訳されますが、もとは宗教的な讃歌、祭詞、呪文であり、詩句でもあり、感謝や誓いの言葉でもあり、ヨガ哲学では息と共に発せられる「言」を聖句とし、意識することで修行になるとも考えられています。

マントラを唱えたあと、次に2種類の呼吸法を行います。

ひとつ目の「カパラバディ」は「頭蓋骨が輝く」という意味で腹筋を強く使い、鼻で勢いよく繰り返し呼吸をつづけるため非常に頭がクリアになって集中力が高まり、腹横筋や横隔膜が鍛えられ、内臓を刺激して活性化させ、代謝や血流がよくなり、活力が湧いてきます。

ふたつめ目の「アヌローマ・ヴィローマ」は「片鼻呼吸法」ともいい、左右の鼻で交互に決められたリズムで呼吸を行うことで次に行うアーサナ(ヨガのポーズ)に自然に、落ち着きを持って入っていけるようにします。

「アヌローマ・ヴィローマ」は「経路の浄化(ナーディ・ショーダナ)」とも言われる通り生命のエネルギーである「気」を昇華・上昇させ、リラックスさせ、心身のバランスを整え、意識や感情を落ち着かせます。

呼吸の後にはヨーガの基本と言われる「太陽礼拝」を行います。

この「太陽礼拝」は、その次におこなう「12のアーサナ」のためのウォーミングアップとして筋肉や関節をほぐしたり、温めたりすることで気分も高揚し、ポジティブな状態に移行します。

太陽礼拝の次には「12のアーサナ」を行います。

背骨に沿って7つあるといわれているチャクラを刺激しながらポーズを重ねていきますが、シバナンダ ヨガの特徴としてアーサナとアーサナの間にシャバアーサナ(屍のポーズ・弛緩の意)という休息のポーズをはさむことで緊張と弛緩が繰り返えされ、解放感を全身で感じられます。

太陽礼拝と基本の12のアーサナを終えたあと、クラスによっては応用編のような、少し高度なアーサナをすることもありますが、基本的には最後にマントラを唱えて終わります。

太陽礼拝

シヴァナンダの太陽礼拝

太陽礼拝

太陽礼拝(スリヤ・ナマスカーラ)は、メインのアーサナ(ヨガのポーズ)に備え、先におこなうことで身体を温め、全身をしなやかにします。

太陽礼拝にはヨガの全ての要素が入っていると同時に、最も基本とされるシークエンスになります。

シヴァナンダ ヨガの太陽礼拝では12のアーサナで構成された一連の優雅な動きを、なめらかに連続的に行っていきます。

アシュタンガ ヨガの太陽礼拝とは異なり、ジャンプバックとやジャンプスルーなどの大きな動きがなく、代わりにステップバックで片足ずつ後ろにもっていくなど緩やかな動作でまさしく太陽に感謝し、礼拝する謙虚で穏やかな動作なのが特徴です。

太陽礼拝が体系づけられ、現在のような様式になったのは20世紀初頭、およそ100年ほどくらい前と言われています。

インドがイギリスの植民地だった時代、ヨーロッパで勃興していた「近代体操」がインドにも流入し、やがてインド式のエクササイズ(ボディビルディング)を生み出そうという動きがあらわれ、この流れの中で最初はあくまでもヨガではなく身体を鍛えるための「体操の一種」として近代的な太陽礼拝が考案されました。

太陽礼拝は西インドのアウンド藩王国の王(ラージャ)、プラティニディ・パントが欧米の体操やボディビルディングを実践していた中で古典的なハタ・ヨガの技法を取り入れ、融合させ、構築したもので、普及にも取り組みました。

その過程で近代ヨーガの父と呼ばれるクリシュナマチャリア師が太陽礼拝をヨガ・アーサナ(当時はたんにヨガをアーサナと言われていたという説があります)のシークエンスに取り入れ、その弟子に連なるB.K.S.アイアンガーやK.パタビジョイスらの「アイアンガー ヨガ」や「アシュタンガ ヨガ」にも引き継がれ、同時代にリシケシでヨガや奉仕活動をしていたスワミ・シヴァナンダ師もおそらく、医師としての観点からも自身のヨガシステムに太陽礼拝を取り入れたものと考えらます。

12のアーサナ

シヴァナンダの基本のポーズ

12のアーサナ

シヴァナンダヨガでは太陽礼拝に続く大切なアーサナとして「12の基本アーサナ」があります。

シヴァナンダヨガの基本アーサナはアシュタンガ ヨガとは違い、アシュタンガではシークエンスの最後に来るシルシアーサナ(ヘッドスタンド・倒立のポーズ)が一番最初にきます。

そのあとに続くアーサナもアシュタンガヨガとは順番が逆になり、さらにアシュタンガヨガでは最後に1回だけあるシャバアーサナ(屍のポーズ・弛緩の意)がアーサナを一つ行うたびに入り、休息をとります。

アシュタンガ ヨガでは身体の一番下のチャクラ(ムーラーダーラ・チャクラ)から順に上に向かって刺激していくのに対し、シバナンダ ヨガでは頭頂のチャクラ(サハスラーラ・チャクラ)を刺激し、そこから背骨に沿って7つあるといわれているチャクラを順に下に向かって刺激していきます。

各アーサナとその順番は決まっていて、次の通りです。

シルシアーサナ(頭立ちのポーズ)

サルバンアーサナ(肩立ちのポーズ)

ハラアーサナ(鋤のポーズ)

アツヤアーサナ(魚のポーズ)

パスチモタアーサナ(前屈のポーズ)

ブジャンガアーサナ(コブラのポーズ)

サラバアーサナ(バッタのポーズ)

ダヌラアーサナ(弓のポーズ)

アルダマチェンドラアーサナ(背骨ネジリのポーズ)

カカアーサナ、マユラアーサナ(カラス、または孔雀のポーズ)

バダハスタアーサナ(立ち前屈のポーズ)

トリコーナアーサナ(三角のポーズ)

シバナンダ ヨガ

毎週 木曜日 18:45 ~ 20:00

毎週 日曜日 13:30 ~ 14:30

※ 毎月、最終週の日曜日はビーガンランチのため休講